NHK大河ドラマ「光る君へ」の最終回が12月21日に再放送され、放送内容に一部修正が加えられていたことが視聴者の注目を集めた。終盤、藤原道長(柄本佑)の没後、藤原斉信(金田哲)と藤原公任(町田啓太)が酒を交わし、歌を詠むシーンが描かれる。
斉信が詠んだ歌「消え残る 頭の雪を 払ひつつ、寂しき山を 思いやるかな」の「頭(あたま)」の読み方に対し、15日の本放送では「頭(あたま)」と放送されていたが、ネット上では「頭(かしら)」ではないかとの指摘が上がっていた。再放送では、斉信が「頭(かしら)の雪を」と読み直され、視聴者から「変更されてましたね」「吹き替え間に合ったのもすごい」「こっそり修正してた」などの反応が相次いだ。
一方で、最終盤に登場したまひろ(吉高由里子)が「嵐が来るわ」と言った後、画面が約5秒間フリーズし、その後エンディング画面に切り替わる演出は、本放送と同じようにそのままだった。