女優・米倉涼子(49)が12月22日、東京で行われた映画『劇場版ドクターX FINAL』の舞台あいさつに登壇しました。この映画は、テレビ朝日系で12年にわたって放送された人気ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の集大成となる劇場版で、12月6日から公開され、公開からわずか2週間で観客動員130万人を突破し、興行収入は17億円を超える大ヒットとなっています。
舞台あいさつでは、米倉が真っ赤なドレスで登場し、映画の感想やSNSの反響を紹介しながら、感激のあまり目を潤ませました。米倉にとって最後の舞台あいさつとなるこの日は、10月に急逝した共演者・西田敏行さんからの生前の手紙が司会者によって代読されました。手紙には「長きにわたり、大変お世話になりました。貴女のおかげで人生の素晴らしさを教えて頂きました」と書かれており、それを聞いた米倉は涙をこらえきれず、大粒の涙がこぼれました。
また、サプライズで共演者の内田有紀(49)が登場し、「私の中で唯一、何でも話せる女優さん。彼女と出会えて、大門未知子を演じる米倉涼子をずっとそばで見られたことは幸せなことです」と感謝の言葉を述べました。内田は泣き腫らした米倉を抱き寄せ、優しく目元を拭いました。
米倉は「本当に、私がこのメンバーと会えたこと、この人たちに支えられてきたことに感謝しています」と感謝の気持ちを述べ、観客に向けて両手を振り続けました。その姿に、会場にいた人々ももらい泣きし、感動的な一場面となりました。