レゲエミュージシャンのDOZAN11が19日、フジテレビ系「ぽかぽか」にゲスト出演し、旧芸名「三木道三」の命名理由や、現在の芸名に改名した経緯について語った。
番組内で、スタジオ観覧のファンから「三木道三から改名して後悔しているのでは?」と質問されると、DOZAN11は笑いながら「そうですね、毎回説明が必要なのは正直面倒ではあります」と答え、「△」の札を上げた。旧芸名については、「アルファベットの名前が多いジャンルだったので、『三木道三』なら一目でわかるかなと思った」と説明。さらに、MCのハライチ・澤部祐から「戦略的な意図があった?」と問われると、「それもあります」としつつ、「あと、斎藤道三という武将が好きだったのも理由です」と明かした。
一方、現在の芸名「DOZAN11」の由来についても語った。2002年に一時芸能界を引退した際、「引退後すぐにブラジルに行きました。ちょうど日韓ワールドカップがあって、ブラジルのサッカーに感動したのがきっかけです」と振り返った。しかし、ブラジル滞在中に腰を痛めて寝たきりになるという経験も告白。その際、「ブラジルのスポーツリハビリが進んでいると聞き、日韓W杯で活躍したロナウド選手が前十字靱帯のケガから復活したリハビリ施設に通いました」と語った。その施設名にロナウドの背番号「11」が使われていたことから、新たな芸名に「DOZAN11」を採用したという。
DOZAN11は1995年にデビュー。2001年に発売したシングル「Lifetime Respect」がミリオンヒットを記録し、日本のレゲエ音楽史上初となるオリコン週間シングルチャート1位を獲得した。2002年には学生時代の交通事故の後遺症や自律神経の乱れが原因で一時引退。2014年に「三木道三」から「DOZAN11」へ改名し、活動を再開している。