俳優の野村康太(21)が19日、東京・天王洲の寺田倉庫で開催中の体感型デジタルアートミュージアム「動き出す浮世絵展 TOKYO」の取材会に出席した。
野村は会場の雰囲気に合わせた和装で登場し、「浮世絵の展覧会ということで、和を意識して着物を着用させていただきました」と笑顔で語った。
2024年は映画やドラマに多数出演し、充実した一年だったという野村。「多くのことを学びました。俳優としてのお芝居の成長だけでなく、人間としても成長できた一年でした」と振り返った。
印象的な出会いについて問われると、テレビ東京系ドラマ「夫の家庭を壊すまで」で共演した松本まりかの名前を挙げた。「半年前、俳優を辞めたいと思った時期がありました。自分には向いていないと感じていた時期に、松本まりかさんとご一緒する機会をいただきました。お芝居を通じて多くの影響を受け、いろんなアドバイスをもらい、お芝居の楽しさに気づかせてもらったんです」と明かした。
さらに、「松本まりかさんに出会えて心の底からよかったと思っています。もし彼女に出会えていなかったら、今の自分はここにいないかもしれません。本当にありがたい出会いでした」と感謝の思いを語った。
「動き出す浮世絵展 TOKYO」は、葛飾北斎や歌川広重などの名作浮世絵を、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングなどの最新技術で再現した体感型デジタルアートミュージアム。野村は「性別や年齢を問わず、どなたでも楽しめる空間になっています」とアピールした。