柏木由紀、AKB時代の激務を回顧「スケジュールが直前まで分からなかった」

元AKB48の柏木由紀(33)が、12月21日にTBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜午前9時放送)に出演し、アイドル時代の多忙な日々を振り返った。今年4月に17年間所属したAKB48を卒業した柏木は、最も忙しかった時期について語った。

「スケジュールは事前に教えてもらえなかったんです。深夜2時に仕事が終わったら、その時点で翌日のスケジュールが届くんです。それを見たら、朝4時半集合と書いてあって『えっ!?』って思う感じでした。当時は10代だったので、全ての予定を先に知っていたら心が折れていたかもしれませんね」と過酷なスケジュール管理について明かした。

また、ミュージックビデオ(MV)撮影も独特な状況だったと語り、「秋元(康)先生もスケジュールが回っていなかったんですよね。当日まで歌詞が来ないこともありました。曲が分からないまま、とりあえず雰囲気で撮影することもありました。特に初期やカップリング曲では、全然合っていない映像がたくさんあります」と裏話を披露した。

中でも印象的だったのは、水上でドッジボールをするシーンを撮影した際のエピソード。その後判明した曲名が「そこで犬のうんち踏んじゃうかね?」というユニークなタイトルだったという。この曲は2013年のシングル「So long!」のカップリングとして収録されており、秋元康氏の実体験が元になっているとのこと。柏木は「家を出た瞬間に踏んじゃったらしいです。真剣にドッジボールをしながら犬のうんちの曲を歌ってました」と笑いを誘い、出演者のナイツも「すごい時代だね」と驚きを隠せなかった。

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