漫才日本一を決める「M-1グランプリ2024」が22日にテレビ朝日系列で生放送され、番組冒頭で大会の創設者である元お笑いタレント・島田紳助さんの直筆メッセージが紹介され、ネット上で賛否両論を巻き起こした。
今年で20周年を迎えたこの大会では、紳助さんが直筆で「いつまでもM-1が夢の入口でありますように」と書いたメッセージが披露された。
SNSでは、「島田紳助さん、M-1だけでも復帰してほしい」「やっぱり島田紳助は偉大だ」「コメントを見てM-1の熱気がさらに高まった」といった歓迎の声が多く寄せられた。一方で、紳助さんが2011年に暴力団関係者との交際を理由に芸能界を引退した経緯から、「彼の功績はすごいけど、それとこれとは別」「島田紳助の名前が出てきて一気に冷めた」「彼がいつ許されたの?」と反発の意見も目立った。
さらに、「もともとは芸人が夢を諦める区切りとして作られた大会が、すべての芸人や志望者の憧れの場になったのは感慨深い」「漫才師を辞めるきっかけとして始まったM-1が、今では夢の入口として語られるのは象徴的だ」と、大会の変遷を振り返る声もあった。
紳助さんの功績を称える声と過去の行動を批判する声が交錯する中、M-1グランプリは多くの注目を集めながら進行した。