国民民主党の玉木雄一郎代表は19日、自身のX(旧Twitter)を更新し、肺炎のため98歳で死去した読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏を悼んだ。
玉木氏はXで「まさに『巨星墜つ』という印象。戦後の政治やメディアに大きな影響を与えた人物であることは衆目の一致するところ」と渡辺氏の死去を追悼。「主筆の部屋にお邪魔した際、国民民主党のパンフレットが机の上に置いてあり驚いたことを覚えています」と思い出を語り、「衆院選後の政治状況や我が党の在り方についてご意見を伺いたかったのですが、もはや叶わず残念です。心からお悔やみ申し上げます」と述べた。
渡辺氏は東京大学文学部を卒業後、1950年に読売新聞社に入社。ワシントン支局長、政治部長、論説委員長などを経て、読売新聞グループ本社代表取締役主筆を務めた。中曽根康弘元首相や安倍晋三元首相など政界に太いパイプを持ち、生涯現役として執筆活動を続けていた。